自動調心玉軸受の作業要件

重荷重、過酷な作業条件、またはシールに関する特別な要件がある軸受構成では、組み込み接触タイプのシール付き自動調心ころ軸受を使用できます。 ベアリングの外形寸法はノンシールベアリングと全く同じであり、多くの場合ノンシールベアリングと交換できます。 許容中心角は 0.5 度、使用温度は -20 度 ~110 度です。 軸受にはリチウム系防錆グリースが適量封入されており、ユーザーの要求に応じてグリースを追加することもできます。 内輪のつばの有無と使用する保持器によって、基本的にC形とCA形の2種類に分けられます。 C形軸受の特徴は、内輪につばがなく、鋼製プレス保持器を採用していることです。 CA形軸受の特徴 内輪の両側につばがあり、車用の中実保持器があります。 このタイプのベアリングは、重荷重または振動荷重下での作業に特に適しています。 自動調心ころ軸受は、2本の軌道面を持つ内輪と球面軌道面を持つ外輪の間に、ドラム形のころ軸受が取り付けられています。
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